一口コラム VOL3.アイシングについて

さて、今回はアイシングについてのお話

みなさんは「アイシング」と聞いて、いかがですか?

何それ?

という感じでしょうか。

それとも・・・

知ってるよ!

という感じでしょうか。

競技スポーツをされている方たちにとってはもはや常識となりつつある言葉です。

今回はこのアイシングの効果と方法をご説明します。

当院へ来院されて、アイシングを指導された方はぜひご参照下さいね。

以下、内容については当院でお渡しするプリントと同様のものです。


アイシングの効用
怪我の応急処置の基本として「RICE処置」があります。RICEとはRest(安静)、Ice(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(心臓より患部を高く挙げる)の4つの処置の頭文字を取ったものです。

@冷やすことにより、痛みを軽減できる
A血管を収縮させて、出血や内出血を抑え,腫れや痛みを最小限に抑える
B怪我をした周りの組織の代謝レベルを下げて、ダメージを少なくする。
氷、アイスパックの使い方
アイシングは「氷を直接皮膚に当てる」のが基本です。(直接といっても氷嚢やビニル袋にいれて)ただし、氷は製氷機で作られたものを使用します。理由は表面がぬれていて温度が0℃のため、体温で解け、直接皮膚に当てても凍傷の心配がないからです。
家庭用の冷凍室の氷を使う場合は、温度が0度以下のため凍傷の心配があります。
そのため、氷10に対し水1の割合で混ぜて使用してください。
アイスのンなどの化学製品も冷えすぎている可能性があるため、タオルを当てた上から冷やして直接皮膚に当たらないようにしてください。
アイシングを行う時間・回数
時間の目安は、一応「15〜20分を一時間くらいの間隔で、繰り返し24時間〜48時間繰り返す」のが基本ですが、本人の間隔で時間を計ります。具体的には、アイシングで感じる以下の4つの状態を目安にしましょう。そして、皮膚の温度や感覚が戻ったら再び氷を当てるようにします。
また、スポーツをやった直後から30分以内に痛いところをアイシングしてください。
@痛い
(ジーンとくる痛み)
A温かい
(短い間だが、ポッとする感じ)
Bピリピリする
(針でつつかれたような感じ)
C感覚がなくなる
(冬の寒い日につま先の感覚がなくなるような感じ)
湿布剤の効用と勘違い
シップには、冷やす作用はほとんどありません。
湿布剤(病院から処方されたもの)には消炎鎮痛剤が入っており、シップをアイシングとして使用しても効果はないと思ってください。
ただし、痛み・腫れを薬効によりとりますので、アイシングの後使用することは、大いに効果があります。